ラブアン就労ビザの申請方法

ラブアン法人の設立後、就労ビザの取得を希望されるお客様は、各種書類の準備をお願いいたします。

ラブアン就労ビザの申請方法は以下のとおりです(ラブアンビザは2年ごとの取得・更新となります。パスポートの有効期限が2年以下の場合は外務省にビザ取得期限を下回るため、失効期限前の更新が必要である旨を説明のうえ、外務省に更新を依頼してください)。

Airasia

 

ラブアン就労ビザ申請手順
◇ 必要書類の準備 ・必要書類をご用意ください。
◇ 料金のお支払い ・弊社指定口座へサポート料金をお支払いください。

※入金が確認できた時点で申請書類の作成を開始いたします。

◇ 申請書類の作成 ・申請書類をお渡ししますのでご署名をお願いいたします。
◇ 申請書類の郵送 ・必要書類とともに弊社宛にご郵送ください。
◇ 移民局からの承認 ・就労ビザの承認が降りましたらラブアン移民局へお越しください。
◇ 入管手続 ・就労ビザ取得完了です。移民局へ発行手数料をお支払ください。

1. 必要書類の準備

ラブアン就労ビザの取得申請にあたり、以下の書類をご用意ください。

 

必要書類 1. Four (4) copies of passport size photos with WHITE COLOUR background(パスポートサイズの証明写真(背景白色限定))×4枚

パスポートサイズ証明写真条件
・背景は白
・服は白はNG.(色物のジャケット等を来ている場合は可。服がはっきり見えたほうがよいので、色は濃い目がいいです。)
・タートルネックはNG
・おでこがみえること
・眉毛が隠れていないこと
・耳がみえる、顔の輪郭がはっきりしていること。
・女性の前髪はピンでとめる。可能であれば、髪は後ろで結ぶことをお勧めします。

*現時点でわかっていることは上記のとおりです。移民局が決めることですので、
100%OKというわけではないことをご理解ください。

2.  Certified True Copies of latest passport book by the Embassy of Japan / Notary Public(パスポートの全ページのコピー)×1部

※ 注: ルール変更により、就労ビザ申請についてはパスポート全ページカラースキャンデータを弊社にPDF形式にてお送りください。弊社にてCTC認証をいたします。

3.  Certified True Copies of highest qualification – educational certificate by the Embassy of Japan /  Notary Public(卒業証明書の原本(英文))×1通

※ 注: ルール変更により、就労ビザ申請については英文卒業証明書原本を弊社にお送りください。弊社にてCTC認証をいたします。

4.Business Plan of the Company (with future 3 years financial projection)(事業計画書(英文))×1通
5. Personal Resume(申請者の履歴書及び職務経歴書)×1通

※ ラブアン就労ビザの期限は最大2年のため、パスポートが2年以内の場合は外務省に期限前更新をご相談ください。

※ パスポート期限は最低でも半年以上の期限がないと、マレーシアに入国できませんのでご注意ください。

※全ての書類が準備できましたら、全ページ下部の空白部分に署名いただきますようお願いいたします。

必要書類は一時保管し、3.申請書類とともに弊社へご郵送ください(後述します)。


2. サポート料金のお支払い

弊社からインボイスを発行いたしますので、記載されている口座宛に振込手続をお願いいたします。

サポート料金のお支払いが確認できた時点で申請書類の作成を開始いたします。


3. 申請書類の作成

設立登記が完了後、Company No等を入れた申請書類を添付ファイルにてお渡しいたします。申請書類に署名をお願いいたします。

ラブアン就労ビザは、ラブアン法人から取締役宛(ご自身)に取得申請を行うため、ラブアン法人との雇用契約書が必要となります。雇用契約書には月額給与所得として「10,000RM以上」に設定する必要があります(重要:「就労ビザの申請要件について」)。なお、雇用契約書等の各種申請書類につきましては弊社にて作成いたします。

 

申請書類 1. Employment Letter(雇用契約書)× 2部
2. Letter of Undertaking(就労ビザ発行手数料支払確約書)× 2部
3. Statutory Declaration(法定宣言書)× 2部

※全ての書類の署名が終わりましたら、全ページ下部の空白部分に署名いただきますようお願いいたします。

日付欄は空白でお願いします。日付はラブアン金融庁側で入力するため、誤って記入されないようご注意ください。

1.必要書類とともにスキャンしたデータを弊社まで電子メールにてご送付ください。記入漏れがないか最終確認を行います。問題がなければ、1.必要書類を同封し、弊社までご郵送ください。

 

◇ 郵送先住所 :
To : Bona Trust Corporation

Kensington Gardens, No. U1317, Lot 7616, Jalan Jumidar Buyong, 87000 Federal Territory of Labuan, Malaysia

Tel : +6087 – 599 – 300

◇ 書類の流れ :
お客様 → 弊社 → ラブアン金融庁 → ラブアン移民局

郵送には以下の業者がおすすめです。

 

FEDEX FedEx : 国際輸送サービス
DHL DHL : 国際輸送サービス
EMS 郵便局 : 国際スピード郵便

日本国内からは郵便局のEMS、シンガポール国内からはDHLのSpeedpostがお勧めです。なお、FedExは若干費用が高くなりますが、より確実性を重視される場合はこちらの利用をおすすめします。郵送手続後、追跡番号を弊社までメールでお知らせください。


4. ラブアン当局からの承認

ラブアン就労ビザの承認は、目安として申請から承認まで3週間〜1ヶ月程度かかるとお考えください。

就労ビザ承認後、申請者(取締役及び家族)はパスポートへのビザ発給手続のため、「ラブアン移民局へ渡航」していただく必要があります。

※重要 就労ビザの取得期限は承認から6か月です。必ず6か月以内に移民局へお越しください

※重要 就労ビザ取得にはVDRレターを用いてSEV(シングルエントリービザ)で入国する必要があります

Immigration

2023年よりラブアン金融庁、ラブアン移民局、マレーシアIRB(内国歳入庁)のシステム変更があり、ビザ取得のために以下のとおり申請までに時間がかかることになりました。
***
法人登記を完了したクライアント様は、今後以下のスケジュール感にて手続きが進んでいくことになります。
① ラブアン法人登記完了
② IRBにLE番号を申請・取得(弊社で代行します)
③ IRBにE番号を申請・取得(弊社で代行します)
④ IRBにSG番号を申請・取得(弊社で代行します)
※変更点: これまでイラン国籍、北朝鮮国籍者の除く外国人は②③④と並行して⑤を行うことができました。今後、すべての外国人は②③④を順番に行い、番号を先に取得する必要があります
⑤ 就労ビザの申請(全てのクライアント様がファーストレーンを使用しているため10日~2週間程度で承認となります)(弊社で代行します)
⑥ 就労ビザの承認(ラブアン金融庁により承認)
⑦ VDRレターの発給依頼(弊社で代行します)
⑧ VDRレターの受取りと原本をDHL便でスピード配送(弊社で代行します)
⑨ VDRレターを受け取り後、最寄りの国、滞在国のマレーシア大使館へ訪問し、Single Entry Passの申請・受取(クライアントが行います)。
※変更点: これまで日本国籍者はオンライン上からVDRレターの申請ができましたが、すべての外国人は今後、最寄りのマレーシア大使館へ訪問し、Single Entry Passを取得することが必要となりました。現在、日本に滞在中のクライアント様はオンライン上から手続きを行うことが可能です。申請は以下のリンクから行ってください
オンラインからの入国ビザ(Single Entry Pass)申請 → https://malaysiavisa.imi.gov.my/evisa/evisa.jsp
変更点: 現在、すでにマレーシアの領土内にいる場合、すべての外国人は一度マレーシアを出国しなければ、VDRレターの発行ができなくなりました(入管で入出国履歴で管理されているため国内にいる状態だとNGが出てしまい、ごまかせません)。したがって、出国した当日に弊社からラブアン移民局にVDRレターの申請を行うことになります。VDRレター原本を受け取り後、出国された国の大使館宛にVDRレター原本を郵送します。
※注意点: すでにマレーシアにいる方が出国し、VDRレターが発給されるまで3日程度、そこから現地国へDHLで郵送して2日程度かかります。したがって、出国してから、国外での滞在日数が少なくとも1週間程度かかってしまうことになります。
⑩ Single Entry Passでマレーシアへ入国、30日間有効なビザを入管(イミグレーション)でもらいます。
⑪ ラブアン渡航、ラブアン移民局でビザの発給を受けます。
上記のように、【②③④の作業が並列ではなく直列になったため、申請までに少し時間がかかること(タイムラグで10日程度)】、【⑨がオンライン上ではなく大使館訪問が必要になった点とすでにマレーシアに滞在している場合は国外で1週間程度滞在が必要になる点】、大きくこの2点で余計な時間(タイムラグ)とタイムコスト、実費などがかかることになります。
お急ぎの方もおられることは承知し、万全を尽くしてサポートを行いますが、上記を踏まえた上で、時間的余裕を持って行動していただけますと幸いです。
以上、取り急ぎの情報共有となります。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。

5. ラブアン島へのアクセス

ラブアンへのアクセスは、首都クアラルンプールからはマレーシア航空とエアアジアが毎日就航しており、ラブアンまでのフライト時間は約2時間20分程度となっています。また、東マレーシアのサバ州コタキナバルからは約30分、サラワク州ミリからは約40分のフライト時間となっており、MAS Wingsが毎日就航しています。

 

主な出発地 移動手段 運行会社 所要時間
ラブアン島へのアクセス クアラルンプール 飛行機 Malaysia Airlines 約2時間20分
Air Asia
コタキナバル 飛行機 MAS Wings 約30分
フェリー Jesselton Ferry 約3時間
ミリ 飛行機 MAS Wings 約40分
ブルネイ フェリー Shuttle Hope 約1時間20分

なお、ビザの更新手続の際も、ラブアンまで更新手続きにお越しいただく必要があります。


6. イミグレーションでのビザ発給手続

就労ビザの発給を受けるにあたり、移民局にて発行手数料としてRM1,225(MALAYSIA VISA : 500RM + MALAYSIA PASS :725RM)の支払いが必要となります(支払いは現金のみ可能、クレジットカードや小切手でのお支払いはできませんのでご注意ください)。

ラブアン移民局は火曜日~木曜日のみ発行手続を行っているため、承認が降りましたら都合の良い日程と時間帯をお知らせください。弊社にて日程予約を行います。当日は弊社の担当者がお客様に同行し、手続きのサポートをいたします。